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クライドインダストリーズブラジルが製鉄所廃熱ボイラーにHフィンチューブエコノマイザーと蒸発器を供給

20202モジグアス県(ブラジル)

ボイラー効率ソリューションのリーディングプロバイダーであるクライドインダストリーズは、ラテンアメリカの大手鉄鋼メーカーから、新規にHフィンチューブエコノマイザーと蒸発器を受注しました。新しい装置は、古くなったスパイラルフィン付きチューブと交換されます。このチューブは、コークス工場の下流工程に設置された8基の既存廃熱ボイラーに敷設されています。

製鋼所はリオデジャネイロにあり、現在ラテンアメリカで最大の製鋼会社であり、年間500万トンの特殊鋼板を生産しています。この施設では、米国、メキシコ、ブラジル、ヨーロッパの自動車、石油、ガス、エネルギー、機械、造船、その他鉄鋼関連業界向けに鉄鋼を生産しています。

このプロジェクトは、2年前にHフィンチューブの設計を使用して、チューブ内の灰詰まりを最小限に抑えるための工学的研究から始まりました。2019年、お客様は提案されたソリューションを12基の既存廃熱ボイラーのうち、4基に実装することを決定しました。設置後、新しいHフィンチューブは蒸気発生を増やし、排気ガスの温度とガスのドラフト損失を下げることで、ボイラー性能を向上させました。このプロジェクトは、廃熱ボイラーの実行時間を拡大し、施設全体のコークス製造プロセス/効率を大幅に改善しました。

お客様は、この好結果を目の当たりにして、残り8基の廃熱ボイラーについても、エコノマイザーと蒸発器Hフィンチューブに交換することにしました。納入は2020年春に予定されており、2020年秋に完了する予定です。

クライドインダストリーズの社長兼CEOを務めるDominick Gartonは、次のように述べています。「クライドインダストリーズブラジルチームは、お客様のニーズを把握し、最高のソリューションを提案して、素晴らしい結果を残しました。さらに、卓越したテクノロジーを実装することへのチームメンバーの献身と、これに対するお客様の正当な評価が好結果を生み出し、工場の施設運営全体に付加価値をもたらしました。」